指紋押捺問題と日本国憲法

* カテゴリー : リンク集

嘗ての在日外国人指紋押捺問題への対処法を振り返り、理解することで、日本国憲法改正問題への対処法もはっきりとわかってくる。 この記事は直前の記事「差別装置としての日本国憲法」とあわせてお読みいただきたい。

HAN 指紋押捺制度の変遷

現在の指紋押なつ制度は,もともと1952年の外国人登録法の制定とともに導入されたもので,実際に執行されたのは55年以後です。朝鮮戦争前後の緊張した雰囲気のなか,共産化する在日朝鮮人をおそれた日本政府とGHQが,犯罪者予備軍として在日朝鮮人を管理するために制定されたものです。

戦後日本に対する連合国軍の発想と同じだ。第二次世界大戦で日本が敗戦した際に、日本人を軍国主義者予備軍として日本人を管理するために制定されたのが日本国憲法なのだ。(因みに引用文の執筆は在日韓国人の金明秀。実際に朝鮮人が大暴れしていたことも韓国政府が絡んでいたことも隠している。)

この例と日本国憲法制定時の違いは、日本はすでに武装解除されていたのに対して、指紋押捺制度は、現在進行形で朝鮮人が暴れていた最中であるということ。

カトリック中央協議会指紋押捺拒否に関する要望書

江東区在住のコンスタン・ルイ神父の指紋押捺拒否を受けて、カトリック中央協議会が発した要望書から引用する。

「江東区、とくに蟻の町、潮見 教会隣接地域には在日韓国人・朝鮮人が多く居住しています。私はこの地域の問題と関 わるうちに“外登法" ことに指紋押捺制度と外国人登録証明書の常時携帯義務がいかに多くの人々を苦しめ、泣かせている“悪法" であることを身をもって学びました。

日本国憲法が如何に多くの日本人を苦しめ、泣かせている"悪法"であるかを身をもって学んでもらいたいものだ。続いて、

フランス人は、在日韓国・朝鮮人のように差別を受けていないので指紋押捺を差別でないと考えて来たが、そのような考え方が在日韓国・朝鮮人68万人の人々を苦しめ差別を ゆるすことであり、ひいては私自身差別を犯すことになることに気付きました。」

差別差別のオンパレードである。フランス人は差別を受けていないから指紋押捺を差別だと考えてもいなかったというぐらいであるから、日本に住む全員が(もちろん日本人も含めて)指紋押捺を義務化されていたら指紋押捺自体には問題を感じなかったということだろう。

ここでは国家による個人情報の管理云々などという話は出てこない。あくまで指紋押捺問題は差別問題であったのだ。

憲法問題も同様に考えると理解が早い。日本国憲法の9条と同様の条文がすべての国の憲法にあるなら9条を改正せよとは言わない。日本国憲法は軍事面で日本だけを軍国主義予備軍として、日本国にだけ縛りをかけているから日本差別なのであり、差別装置の中枢である9条は改正されねばならないのだ。続きが、

私たちは彼の行動をはじめとし、これからも同様に指紋押捺拒否をする一切の在日外国人の行動を心から支援します。

だったらフランスを含めた連合国が日本だけを軍国主義予備軍扱いする為に制定した日本国憲法という名の差別憲法の廃止にも「心から支援」していただきたい。更に続いて

ルイ神父は来日して29年になりますが、今までも日本人が愛される国民となれるように、様々な不正、抑圧、不当な差別をなくそうとして立ち上がっている人々に連帯して行動して来ました。

それなら世界中の国民が日本人から愛される国民になるように、不当な差別を正当化する日本国憲法の成立を陰で操った当時の連合国を糾弾するキャンペーンでも張っては如何か。まだ続く

そして今回は、基本的人権の尊重をうたう日本国憲法と国際人権規約に反する「外登法」を根本から改善するように求める運動の中で、指紋押捺拒否をすることになりました。

それなら国連憲章にて認められている集団的自衛権を日本にだけ行使させないとする日本国憲法の改正を主張すべきである。

押捺拒否は、選挙権もなく法を改正する手段を持たない外国人が止むを得ず行うものであり、その責任は未だに法改正を行わない政府と、長年に亙って彼らに屈辱を強いて来た日本社会に求められなければなりません。

憲法の条文を変えずに解釈を変えながら自衛隊を合憲であるとし、歪な形ながら軍事力を整えてきた政府は、憲法改正のための国民投票法もなく法を改正する手段を持たない政府がやむを得ず行ったのであり、その責任は未だに差別憲法改正を行わせない護憲派政治家と、長年に亙って改憲派に屈辱を強いて来た日本社会に求められなければならない。

本物の人権派はこのように考えるべき。護憲派の人権派などというのは形容矛盾であり、ありえないのだ。憲法改正問題は自称人権派が本物なのか偽者なのかを見分ける為の最高級のリトマス紙なのである

終戦直後の在日朝鮮人らの様子を知るには
憲法改正社>『三国人問題リンク集』

【関連エントリー】
差別装置としての日本国憲法
改定入管法の「指紋押捺問題」と日本国憲法
日本人が日本人を差別する

ランキングバナークリックのご協力 お願いします

ランキングバナー

コメント・トラックバックエリア

これより先はコメント・トラックバックエリアです。

コメント

静流@管理人 2008年10月09日(木)06時49分| URL | 編集
差別装置としての日本国憲法というテーマで二つの記事をアップしましたが、まだ書き足りないことがありますので、同趣旨のエントリーをもう少し続けます。
まさに 2008年10月11日(土)18時24分| URL | 編集
ブックマーク解除しなくて良かったです。
毎日新聞なんかは日本国憲法は米の押し付けではなく
日本人の自発的なものだなんてのたまってますけど、 どんだけ盲目なんだと笑えます。
これからも正論楽しみにしてます
静流@管理人 2008年10月11日(土)22時30分| URL | 編集
まさに さん
ブックマークして頂いてたのですね。ありがとう。ところで、
>毎日新聞なんかは日本国憲法は米の押し付けではなく 日本人の自発的なものだ

その件ですが、「日本人がGHQに憲法9条のヒントを与えた」という話があるんですよね。左翼ブログでも取り上げていますが。某弁護士のブログとかでw

それも槍玉に挙げるつもりですが、批判は後で、今は基礎編エントリーを充実させます。今後ともご贔屓にお願いします。
    【コメントに関する御注意と御案内】
  • 各記事に関する御意見・御感想をお寄せください。
  • 記事内容に直接関係しないコメントや、ご訪問記帳は『談話室』にお寄せください。
  • 記事中に誤字・脱字・誤変換を発見された方は各記事に付随するコメント欄にてお知らせ下さい。
  • 一旦、秘密投稿に設定して送信されたコメントは削除も編集も一般表示への変更もできません。
  • 原稿用紙1枚に書ききれないほどのコメントは、こちらにはそのまとめだけ書き、全文は別サイトにアップして、コメント投稿フォームのURLにそのアドレスを記入してください。
  • 管理人が長期的に不在の場合はコメント送信フォームを非表示にする場合があります。
  • 書込み禁止処分者の投稿は禁止します。
  • お知らせ
    【トラックバックに関する御注意と御案内】
  • 受信されたトラックバックは即時に表示されます。TB送信後、ブラウザを更新しても該当TBが表示されていなければ、送信失敗を意味します。その場合はトラフィック状態の変化を待ち再送信を試みるか、若しくはコメントにてお知らせ下さい。
  • 「本文中に言及リンクの無いトラックバック」は受信されません。
  • 当方にて嘗て受信済みの記事の二度送信は御遠慮下さい。
  • 同一ブログから複数の記事をトラックバックする場合は一日に一度を限度として送信ください。
  • 更新停止中は原則としてTBは受付していません。
  • お知らせ

憲法改正社トップページへ戻ります。 はじめにお読みください。 談話室