憲法記念日 ( 5月3日 )

* カテゴリー : 過去ログ

1947年5月3日、わが日本国占領下のドサクサに紛れてGHQに押し付けられた「日本国憲法」が施行されてから61年目。未だにこの「憲法」という名の「イカサマ法」、「いんちき法」は健在である。



問題点は二つ

第二次世界大戦の終結を求め、日本はポツダム宣言を受諾、その後GHQによる占領時代を迎えた。占領下で「制定」された憲法が「日本国憲法」である。ではこの憲法は果たして日本国の憲法としてあるべき姿を示しているのか。断じて否である。

日本国憲法改正問題には二つの視点が求められる。

一点目は正統性の問題。当時日本国の正統憲法である大日本帝国憲法は有効であり、その改正権は天皇のみにあった。大日本帝国憲法下では天皇が統治権の総覧者であり、「主権在民」を原則とする憲法に改正することは改正限度を超える行為であって、そのような改正憲法は本来は無効。改正で主権者を変更することなどできない。

にもかかわらず形式上帝国憲法73条の改正条規に則り、あってはならない改正が成された。ではその本来無効であるはずの憲法がなぜ有効な憲法とされたのか。GHQの軍事力が有効であったためだ。軍事が法に勝利した。無法がまかり通った結果として「無法者憲法」が誕生した。日本国憲法を誕生時の姿のまま擁護する護憲派とは即ち先軍主義者なのである。

二点目は内容の問題。この「憲法」を僭称する法は連合国の意のままに内容が決められた連合国のための法であり、日本を弱体化するための法である。GHQは自ら英文の法案を作成し、その前文で日本の侘び証文のプロトタイプを書いて遣した。一字一句改めること違わずと厳命して。また日本に自国軍隊の保持を許さず、「交戦権」の保持を許可しなかった。連合国のために。

形式的にも内容的にも日本国憲法憲法たりえず、単なる亜憲法に過ぎない。このような腐った亜憲法を生まれたままの形で何時まで喜んで抱えているつもりか。

憲法無効論者諸兄へ

最初に対処すべきは内容だ。前文を全面的に改め、正規軍の保持を憲法条文に明記しなければならない。

憲法がその96条に則って改正されたら最後、その時点で日本国憲法に正統性が付与され、無効論が無効となってしまうことはない。亜憲法は幾ら内容が修正されても所詮は亜憲法に過ぎぬ。内容の問題と形式の問題を混同してはならぬ。

憲法の96条に則って内容を改正すべきと主張する改正論者と現憲法無効論者は、「日本国憲法」が独立国家の憲法としては内容に誤り有りとする時点で同床のはず。改正派の方法論を批判し、改正派の存在が無効論の普及を妨げているかのように解釈すべきではない。国体軽視の現「憲法」の存在が無効論を抹殺し続けていることを理解すべきではないか。

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コメント

deliciousicecoffee 2008年05月03日(土)10時27分| URL | 編集
日本国憲法を無効にして、大日本帝国憲法が有効にすれば良いでしょう。
内容的にも大日本帝国憲法は優れています。
inosisi650 2008年05月03日(土)14時26分| URL | 編集
>内容に誤り有りとする時点で同床のはず<
ちがいます。私も含め亜憲法に飼い慣らされた者たち我が国の正当な憲法内容など発想できるはずがありません。
新無効論の段取りを書いていますからコメント欄もあわせて読んでみてください。
http://blogs.yahoo.co.jp/inosisi650/30365077.html
特に貴殿に言いたいところを転写します。
(本文)
>この体制に自覚的になった国民がしばらくこの体制内で暮らしてみることが大切だと思いますね。
よく言われるように日本人には日本人が足りません!
ゆえに日本人が日本人をまず回復します。
さて、日本人を回復した国民がおもむろに開始するのが・・・<
(次、コメント欄)
>おっしゃるとおりで、今の日本人が憲法うんぬんできる能力があるのかどうか、ちょっと不足しているのじゃないか、という自覚から出発しないとダメですよね。自分達の中にないなら、まともな環境で少しずつ回復してゆくことが先決だと思いますね。
そのためにまず第一段階は階層構造に自覚的になるだけでいい。大日本帝国憲法の現存を自覚するだけでいいです。戦後のいびつな言論空間がかなり変化すると思います。時間がある程度はかかりますが、法的安定性が確保された単なる無効宣言だけでかなり効果は出るのではないでしょうか。<

確実に正統な国家理念をもつ国家に復帰できる方法で行うべきです。
静流 2008年05月04日(日)12時26分| URL | 編集
はじめまして。
日本国憲法と大日本帝国憲法を比較する際に、独立国家の憲法として、どちらが優れているかを基準とするなら、内容に係らず、大日本帝国憲法が優れていると言わざるを得ないでしょう。
静流 2008年05月04日(日)12時49分| URL | 編集
はじめまして。
南出喜久治の新無効論はよく存じ上げています。私はそれを承知した上で支持しませんが。そのことは別エントリーでも既に触れています。ただ、わたしのブログで「無効論」という時にはこのような説を指すというブログ内での便宜上の用語定義をしていますので、それに沿ってお読みいただければ、納得していただけるのではないでしょうか。

>大日本帝国憲法の現存を自覚するだけでいい

ということですが、自覚するのはとても簡単なのです。自分が自覚するのは。大勢の他者に自覚させるためにはどうするのかという方法論が肝心なのではないでしょうか。

私はその為に日本国憲法を全面的に改正すべきであると主張しています。

いずれは纏まった考えをエントリーにしますので、そのときにまたご感想をお聞かせください。
inosisi650 2008年05月04日(日)13時38分| URL | 編集
>南出喜久治の新無効論はよく存じ上げています<
失礼かもしれませんがあまり理解されているようには見えませんね。
貴殿の「亜憲法」と呼んでおられて揶揄でとどめておられる部分を、法的に何かを突きつめれば(講和の要素ゆえ)新無効論になるではありませんか?講和条約を改正するのはまったく馬鹿げていますよ。
つまり「改正条項つきのポツダム宣言」を対象に改正論議を始めるようなものです。

>他者に自覚させるためにはどうするのかという方法論が肝心<
肝心ゆえに方法論はあの記事で概略を既に示してあります。
又、貴殿は南出氏の論「よく存じ上げて」おられるのならお解りかと思います。
法的安定はみだれないし明日にでも無効宣言が可能です。
「憲法として無効、講和条約として有効」
内閣による宣言だけでもいいですが、
政治的にたちゆかなければ56条の国会過半数決議をすればよいですね。
そのための世論づくりは始めから「改正しろ!」ではなくて、「無効宣言しろ!」で迫れば簡単でしょ。
それの根拠も、新無効論にように簡単な方がよいです。
・憲法条項に違反する改正手続だから改正法は無効だ、つまり違憲憲法は無効だ。
・合憲な講和の要素は帝国憲法の下位にはじめから有効だ。
・昭和27年独立回復は帝国憲法の実効性に基づく。
単純な話です。

>日本国憲法を全面的に改正すべきである<
亜憲法を対象にした改正の「議論」をすることによって、対象外の帝国憲法の現存が国民に自覚されるなどということはありませんね。逆です。さらなる亜憲法への引きこもりを強化するだけです。

主張するにはするだけの根拠が必要ですよね。
貴殿の「亜憲法の全面改正をすれば帝国憲法の現存が自覚される」などはまったく支離滅裂理解不可能の主張ですね。
そもそも改正論など進めれば、土井たか子的改正論などさらなる国体破壊の結論に至る可能性まであるのに。
わざわざ危険地帯に踏み込むようなものです。
それがねらいなんですか?
inosisi650 2008年05月04日(日)14時34分| URL | 編集
>そのことは別エントリーでも既に触れています。

どのエントリーでしょうか?
静流 2008年05月04日(日)14時41分| URL | 編集
>>南出喜久治の新無効論はよく存じ上げています
>失礼かもしれませんがあまり理解されているようには見えませんね。


理解することと同意することは別ですね。私は内容を理解したうえで、同意しないのです。私はあるひとつの物事の内容を理解したものは誰もが必ず同一見解に達すると言う前提をとりません。

>亜憲法を対象にした改正の「議論」をすることによって、対象外の帝国憲法の現存が国民に自覚されるなどということはありませんね。

そういうことを言っているのではないのです。改正された憲法の下で長く生活することで、ようやくはじめて改正前の日本国憲法の「形式の」問題点を大いに自覚できるということです。

たとえば「憲法9条を守る」為に日本国憲法の制定過程が不当に美化されているのはご存知ですか。サヨクメディアでは日本国憲法の制定過程の問題点を指摘することをタブーにしようとしています。内容(9条)を美化するために形式(制定時の問題)を美化しているのです。9条が改正されればそういう行為が今後ほぼ無駄になるのです。社会が憲法の制定過程を問題視することができるようになるのは憲法9条が改正された後だと思います。

私は現行憲法を正統憲法へと変換させるには、現憲法下の洗脳状態から脱却する必要性を指摘しています。そういった社会的ムーブメントを求めているのです。

>政治的にたちゆかなければ56条の国会過半数決議をすればよいですね。

いやいや、国会で過半数決議が出来るほど世論が形成されないと言うことです。いくら努力しても普及に努めても、そんな運動は効果無しと確信しています。それが、私の前コメントの

>自覚するのはとても簡単なのです。自分が自覚するのは。大勢の他者に自覚させるためにはどうするのかという方法論が肝心なのではないでしょうか。

>私はその為に日本国憲法を全面的に改正すべきであると主張しています。


の意味なのです。

そして余談ですが、ここでは無効論をとったときの「法秩序の破壊」であるとかいうことを問題にしているのではないのです。
静流 2008年05月04日(日)14時58分| URL | 編集
inosisi650さん、ごめんなさい。

>南出喜久治の新無効論はよく存じ上げています。私はそれを承知した上で支持しませんが。そのことは別エントリーでも既に触れています。

これのことですね。これは、私が新無効論に関するエントリーを立てて新無効論を批判したと書きたかったのではありませんでした。

私のブログには談話室というタイトルの雑談用のエントリーがあります。そこで、「4・5月のテーマとして、改正論と無効論を取り上げようかと思う」と述べたのですが、その際に、「新無効論」のことかとレスが入り、「いや、そうではなくて、講和条約前後からの改正論や無効論を取り上げるつもりだ。私は新無効論は支持しない。」と返事しました。ですから本来は「談話室というタイトルの別エントリーのコメント欄で」と書くべきところを、間違えて「別エントリーで」と書いてしまいました。

その部分は、今、inosisi650さんに紹介されて始めて新無効論なるものを知ったのではないですから、決して食わず嫌いでもなく、知らないで否定しているのでもないので、その点はご心配に及ばないという趣旨で書き添えたものです。
inosisi650 2008年05月04日(日)16時44分| URL | 編集
>理解することと同意することは別ですね。私は内容を理解したうえで、同意しないのです。私はあるひとつの物事の内容を理解したものは誰もが必ず同一見解に達すると言う前提をとりません。<

理解しておられるのなら端的に支持しない理由を私に既に説明されているはずです。
それもされ支持しないのいってんばりだからそう私には感じるのです。

>>亜憲法を対象にした改正の「議論」をすることによって、対象外の帝国憲法の現存が国民に自覚されるなどということはありませんね。

>そういうことを言っているのではないのです。改正された憲法の下で長く生活することで、ようやくはじめて改正前の日本国憲法の「形式の」問題点を大いに自覚できるということです<

おっしゃることは、
改正後「日本国憲法」下で暮らすことで改正前(つまり現行)「日本国憲法」の形式の問題点を大いに自覚できる・・・・・ということですね。
それでは、その自覚した時点では国民は改正後「日本国憲法」下に居るわけですが、その国民が、つまり自ら行った改正版憲法下の国民が、改正後の憲法に「さらに」なんらかのモーションを起こすとお考えなのですか?
例えば、無効であることに気づくとか?そう考えておられるのですか?
しかし、そんな(少なくとも否定の方向への)流れにはならないでしょう。
そもそも、改正前の「日本国憲法」の形式がおかしいことに気づいても、その国民は既に、そのおかしいものに対し改正手続をやってしまった本人たちであり、改正後「日本国憲法」下の住人なんですよ?
さらなる戦後日本人と同じく無理な正当化をやるようなことになるのは見えているではありませんか?
いったい、貴殿は何をどうしたいのでしょかね。

>たとえば「憲法9条を守る」為に日本国憲法の制定過程が不当に美化されているのはご存知ですか。<

9条を守るためにというより「日本国憲法」のあたかも有効なような風潮をつづけるためにだと思います。
東京裁判史観が必要なのは「日本国憲法」体制を正当化するためですからね。

>サヨクメディアでは日本国憲法の制定過程の問題点を指摘することをタブーにしようとしています。内容(9条)を美化するために形式(制定時の問題)を美化しているのです。9条が改正されればそういう行為が今後ほぼ無駄になるのです。社会が憲法の制定過程を問題視することができるようになるのは憲法9条が改正された後だと思います。<

いいえ、9条を改正しても「日本国憲法」は「日本国憲法」に変わりなく、貴殿が亜憲法と言われるように究極的には無効なんですから、いかががわしい生まれの「日本国憲法」の効力をあたかも法的に有効であるような雰囲気をつづけるために歴史偽造は続きます。
南京大虐殺や従軍慰安婦や日本の侵略戦争があったほうが、いや、なければならないし、制定過程もアサヒられ続けるでしょう。
新無効論なら戦前暗黒史観の根本治療になります。
法理の原則どおりに事を進めることが国民の人心帰一も確実なのです。

したがって、

>私は現行憲法を正統憲法へと変換させるには、現憲法下の洗脳状態から脱却する必要性を指摘しています。そういった社会的ムーブメントを求めているのです<

というのは無理。9条改正では「日本国憲法」体制を強化するための歴史偽造は逆に激しくなります。現在のウソよりも深いウソをついている状態になるのですからね。改正を推進した者が歴史偽造をする立場に立つことになります。それゆえムーブメントは起こりません。
さらに憲法の権威が失墜します。

>>政治的にたちゆかなければ56条の国会過半数決議をすればよいですね。

>いやいや、国会で過半数決議が出来るほど世論が形成されないと言うことです。いくら努力しても普及に努めても、そんな運動は効果無しと確信しています<

もちろん今は出来ていないでしょう。改正論こそがそれの妨げとなっているのです。
又新無効論の推進はまだ、だれもしていないではないですか?
やる前からできないと思われる確信はどこから来るのですか?
法理的には実行力のある内閣の宣言だけでもいいのですよ。

>それが、私の前コメントの
>>自覚するのはとても簡単なのです。自分が自覚するのは。大勢の他者に自覚させるためにはどうするのかという方法論が肝心なのではないでしょうか。
>>私はその為に日本国憲法を全面的に改正すべきであると主張しています。
>の意味なのです。

これも、ぜんぜんおっしゃる意味がわかりませんね。


>そして余談ですが、ここでは無効論をとったときの「法秩序の破壊」であるとかいうことを問題にしているのではないのです<

ああ、そうなのですか、この点は覚えておきます。

>知らないで否定しているのでもないので、<

なら、端的に説明していただけますか。
静流 2008年05月05日(月)04時13分| URL | 編集
>理解しておられるのなら端的に支持しない理由を私に既に説明されているはずです。
それもされ支持しないのいってんばりだからそう私には感じるのです。


私はこのエントリーでは新無効論を取り上げたつもりはありませんから、「自分は支持しない」で私にとっては十分であると考えていますが、inosisi650さんにとってはそう感じるのだなと理解できました。ただしそれをコメント欄で長々とするつもりはありません。何故かというと、ます誰かの説に反対して、その後に自説を述べるより、幾つかのある程度支持できる説を紹介し、その説を修正して自説を述べることが先決であると考えているからです。inosisi650さんとしては南出説を中心として、私としては自説を中心としてネットで意見を表明する。なにしろ限られた時間を割くのですからね。

現在、過去の「先輩諸氏の憲法改正論」を紹介している最中です。こういう手順を踏んでいるので、南出説まで手が回らないのです。

>それでは、その自覚した時点では国民は改正後「日本国憲法」下に居るわけですが、その国民が、つまり自ら行った改正版憲法下の国民が、改正後の憲法に「さらに」なんらかのモーションを起こすとお考えなのですか?
例えば、無効であることに気づくとか?そう考えておられるのですか?


一般市民にそこまで求めるのは無理ですよ。「何らかのモーション」を起こすように議員や有識者へ働きかけねばならないでしょう。

>>たとえば「憲法9条を守る」為に日本国憲法の制定過程が不当に美化されているのはご存知ですか。<

>9条を守るためにというより「日本国憲法」のあたかも有効なような風潮をつづけるためにだと思います。

9条だけではないことは確かですね。所謂『戦後民主主義』と呼ばれている『戦後日本風人権メタボ』でしょう。しかし「日本国憲法の有効性」というのはご当人たちにとっては当然のことで、彼らにとってのライバルは憲法改正派であり、今のところは護憲派の全般的風潮としては、如何なる無効論に対しても目もくれていない状態ですから、「日本国憲法の有効性を風潮付ける為」と捕らえていらっしゃるなら、それは無効論者の自意識過剰というものです。

>南京大虐殺や従軍慰安婦や日本の侵略戦争があったほうが、いや、なければならないし、制定過程もアサヒられ続けるでしょう。

贖罪意識や原罪意識を植え付けるのは何のためですか。国民の国防意識や国家意識を侵食するためですよ。他国が国防体制を充実させても日本にはさせないという主張の正当性の最後の拠り所が前文と9条の存在です。そこが改正されれば彼らの狙いは殆ど失敗に終わるのです。原罪意識を植え込む理由が大幅に削減されますから、多くのプロ市民が手を引くのです。ちょうどベルリンの壁が崩壊し、ソ連が解体され、東側諸国が共産主義を捨てた際に、それまで大手を振って嘘八百を並べていた左翼が大幅に減少したように。そういった歴史的経緯を踏まえて主張しているのであって、根拠のない推測ではないのです。

>やる前からできないと思われる確信はどこから来るのですか?法理的には実行力のある内閣の宣言だけでもいいのですよ。


>>>政治的にたちゆかなければ56条の国会過半数決議をすればよいですね。

>>いやいや、国会で過半数決議が出来るほど世論が形成されないと言うことです。いくら努力しても普及に努めても、そんな運動は効果無しと確信しています<

>もちろん今は出来ていないでしょう。


ではいつ出来るのですか。それまでどうしていろと仰るのでしょうか。憲法改正の為の国民投票法でさえ、いったい何年掛かったと思っているのですか。60年ですよ。「憲法改正に60年」ではなく、「投票法に60年」です。それも当初保守派の信厚き、あの安倍内閣が、たかだか手続法を制定し、教育基本法を改正するぐらいで、どれだけマスコミに叩かれた事か。それを考えると現憲法下で内閣が宣言する前に根回しの段階で外部にリークされ、その内閣はファイアーです。いったい誰が首相のときに手をつけるというのですか。もう少し常識をお持ちになってくださいよ。

>改正論こそがそれの妨げとなっているのです。

違いますよ。1950年代から無効論を擁護し続けてきたのは改正派で、蛇蝎のごとく嫌っていたのは護憲派です。

1960年前後にわたって内閣憲法調査会で日本国憲法調査が行われたときに無効論をぜひ紹介したいと、井上孚麿や菅原裕を参考人として強く推奨したのが「自分は無効論者ではないが研究すべき重大な問題がある」と述べた神川彦松や「無効論を持って現行憲法に対する最上の批判であるとは信じていないが傾聴すべき」と述べた富田健治らの改正派であり、「調査会の委員の中には無効論を主張する人はいないのであるから、時間の無駄」と拒否していたのが蝋山政道らの護憲派です。

「改憲派こそが妨げている」というのは無効論者の言い訳です。それとも改正派が少なくなったら無効論説が浮上するとでも思っているのですか。そんなはずないでしょう。改正派が減ると護憲派が増えるのです。ということは無効論は今以上に肩身が狭くなるのです。

たとえば5月3日に国民会議主催のシンポジウムを見学させていただいたのですが、小森先生も85歳という高齢にもかかわらずご健在で(ご健在すぎて・・・)いらっしゃるように、改憲派と無効論派との垣根はとても低いのです。inosisi650さんがお感じになっているようなハードルは現実にはありません。

それでも「改正派が無効論を妨げている」というような虚構を繰り返し、これまで他所で改正派に噛み付いてきたような態度を改めず、その一方で護憲派はスルーするというのでは、もはやそれは南出氏をダシにして「新無効論」を振りかざす護憲派の亜流と判断せざるを得ません。

しかしそうは思いたくないのです。どうかご理解ください。
便利屋こと所長 2008年05月06日(火)20時52分| URL | 編集
 ここでは、はじめまして、便利屋こと所長と申します。弊ブログのお気に入りリンクに貴ブログ「憲法改正社」を加えさせていただきました。これからも御教示をよろしくお願いします。

 蝋山政道は近衛文麿の最高政治幕僚組織「昭和研究会」メンバーであり、近衛新体制運動を進めて帝国憲法下の立憲自由主義議会制デモクラシーを衰退させた張本人の一人で、十中八九、ゾルゲグループの一員です。

http://touarenmeilv.ld.infoseek.co.jp/syowalv.htm

 護憲派の面子には、戦前から筋金入りの売国奴が多いです。彼らは自分達の正体を隠蔽するためにも歴史を捻じ曲げているのです。
静流 2008年05月07日(水)02時36分| URL | 編集
こちらでは、はじめまして。ご訪問ありがとうございます。

>のお気に入りリンクに貴ブログ「憲法改正社」を加え

恐縮です。こちらこそご指導ご鞭撻お願い申し上げます。

>蝋山政道は近衛文麿の最高政治幕僚組織「昭和研究会」メンバーであり

蝋山が昭和研究会のメンバーであったことは、うろ覚えでして、指摘されれば確かにそうであったなあと思い出すぐらいでしかありませんでした。参考になりました。ありがとうございます。

>彼らは自分達の正体を隠蔽するためにも歴史を捻じ曲げている

戦前、政府中枢にいた連中が前後は鈴木安蔵らアカと結託して国家破壊に勤しんでいるという図式ですね。
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